夫婦円満の秘訣9つと、夫婦喧嘩の理由6つ

えみこ
えみこ

離婚するカップルが3組中1組いると言われている通り、ひと昔前に比べ離婚がしやすい時代になりつつあります。

一生をつつがなく共に過ごせる「夫婦円満家庭」を作るには、必ず何らかの秘訣があるものです。

夫婦喧嘩は必ずしも悪い事ではありませんが、毎回同じ内容の喧嘩を繰り返しては、夫婦の間はますます冷め、小さないき違いが原因で、離婚する原因につながります。

どうすれば夫婦円満な家庭を築けるのか、世間一般的な夫婦円満の秘訣・夫婦喧嘩の理由など詳しく解説している記事を見つけたのでご紹介します。

 

夫婦円満の秘訣

02

あまり干渉しすぎない

「夫婦なんだから隠し事せず、何でも知っておきたい」

そんな主張をする夫婦もいますが、だからといってスマホを見せろと要求されたり、夫や妻の趣味の時間や友達との飲み会などに口出しばかりしては、信頼関係どころか疑われ、監視されているとしか感じません。

夫婦でも相手のプライバシーを邪魔してはいけませんし、どんな人でも知られたくない部分のひとつやふたつはあるものですから、すべてを知ろうとせず、深く追及しないのも夫婦円満の大きな秘訣。

あまり干渉しすぎた結果、夫や妻の嫌な面ばかりに目がいくようになり、気持ちが離れてしまう可能性も否定できません。

夫がエッチなDVDや雑誌を隠し持っていても見て見ぬふり、妻が元彼の手紙を今でも大切に持っていても知らんぷりする。

今の生活を脅かさない小さな秘密なら、そっとしておいた方が夫婦の信頼関係を傷付けません。

特に「個人情報」や「プライべート」がたっぷり詰まっているスマホをこっそり見るのは絶対ダメ。

特にやましいことがなかったとしても、スマホを勝手に見られるのは気分が悪く、いくら夫婦であっても信頼関係を傷付けます

ただし浮気や不倫の気配や証拠があるなら、話は全く別!

浮気や不倫は早めに対処しておかないと、のぼせ上った末離婚を切り出される可能性もある大問題に発展しますから、証拠はできる限り掴んでおき早めに対処しましょう。

相手の話をよく聞く

新婚当初は夫や妻の話をよく聞いていたでしょうが、新婚期間も過ぎ何年も一緒に生活するようになれば、重要な話以外は何となく聞き流すようになってしまいます。

何年も一緒に生活していれば、お互いを「空気のような存在」のように感じるようになり、必要最低限の会話しかせずとも生活できてしまう為、このままの関係が続くと仮面夫婦になりかねません。

コミュニケーションは人間関係作りの基本ですから、一方的にグチを話し満足しているようでは正しいコミュニケーションとは言えませんが、案外こんな家庭は多いもの。

妻が一方的に話しかけている間、夫は聞いているフリをしている・・・こんな夫婦円満になるはずがありません。

夫婦円満な家庭は、夫婦や子供との会話もしっかり取っていますし、夫婦同士お互いの話をよく見聞きしているものです。

ただ相手の話を聞くのではなく、夫や妻の話に心から耳を傾け関心を示し、しっかり聞くようにしましょう。

今日一日の出来事をお互いに話し合う習慣を付けたり、お互いのSNSをフィオローし合い、興味のある事柄をシェアし合えば、帰宅後話のネタを作れますよ。

相手の気持ちを思いやる

夫婦円満な家族ほど、何をやってもらっても「ありがとう」とそのつど伝えていますし、失敗したり悪い事をすれば「ごめんなさい」とその場で謝罪しています。

相手の気持ちを思いやるどころか「家族なんだから」と思う気持ちがあると、何度もやってもらって当たり前だと感じるようになれば、お互いに対する気づかいができなくなるのも当然。

家族のために働くのは当たり前、夏休みに旅行へ行くも当然の事など、夫や妻が働く事・家事をこなすのも当然だと思い込むと「ありがとう」なんて気持ちすら湧いてきません。

当然相手の失敗も許せなくなり「ごめんなさい」と言われようと責め続けたり、自分が失敗しても謝れないまま、喧嘩になれば関係がより一層悪化。

思いやりがなく自己中心的な態度を撮り続けたり、自分の思い通りにならないからと怒りをぶつけていては、円満家庭が築けるはずもありません。

感謝の気持ちを忘れず、頼み事をやってくれたら「ありがとう」、相手を傷付けたなら「ごめんなさい」と自分の気持ちを伝えましょう。

特に「夫婦なんだから言わなくても分かってくれている」と思い込むのは大きな間違いで、口に出して言わないと伝わらない気持ちもあります。

たった一言「ありがとう」と言われただけでも、苦労した疲れがいやされる場合もあるので、感謝の気持ち・謝罪の気持ちはしっかりと伝えてくださいね。

相手を尊敬し意志を尊重する

夫婦として暮らしていれば、相手の欠点が一つや二つ見えてくるものです。

今まで知らなかった欠点や一面を垣間見てしまうと、こんな人だったなんて・・・とショックを受けてしまう事もあります。

ショックを受けたとしても、相手の中に尊敬できる部分があれば、よほど嫌な部分を見てしまわない限り、嫌いにはなれないものです。

意見が対立した時にも、お互いの意見を尊重しつつどこまで譲歩すれば納得してもらえるのか、駆け引きしつつ落としどころを見つけていけば、お互いの意見を尊重できます。

美味しい料理

料理なんてしなくても生きていける世の中ですが、自分好みの料理を作れるのは家族だけです。

料理は数をこなせばそれなりに上達していくものなので、新婚当初は多少作れる程度、もしくはそこまで美味しくなくとも全然問題ありません。

作った料理を食べてもらい感想を聞く。聞いた感想やアドバイスを参考に料理をすれば、それだけで「ふたりだけの家庭の味」に近づきます。

ただ、はっきりと「マズい」と言えばケンカになるでしょうから「味が少し薄いから~してくれるとうれしいな」「今度は~を入れてみたら?きっと美味しいよ」など、要望としてお願いしていけば、料理のしがいもありますよね?

料理の感想も言ってくれないままでは、この味でいいんだとしか感じませんから、正直な感想を伝えるのも大切な家庭のマナー

時には一緒に料理を作ってみたり、美味しくできた料理をほめてもらえば作る側だってうれしいものです

自分しか料理をしない場合なら、料理の感想をリサーチしたり、好物の美味しい作り方を研究するのも夫婦円満の秘訣ですよ。

ふたりの時間を過ごす

一緒に過ごす時間が減れば、それだけ夫婦の気持ちがすれ違う可能性が高くなるばかりです。

仕事を終え自宅へ帰ってきても、家事や子育てに大忙しで、夫婦一緒に過ごす時間がない、毎日一生懸命目の前の事柄をこなしているうちに、いつの間にか夫や妻の心が見えなくなれば、仮面夫婦になってしまいます。

毎日5分~10分でもいいから、今日の出来事や仕事のグチをこぼす時間を作り、お互いの心の状況を確認しておけば、無駄なケンカも起こりにくくなりますよね?

妻が家事をやっている時、夫がのんびりゲームしていればムカつくのは明らかですから、夫婦で分担し家事を済ませ、少しでも一緒の時間を作るなど、夫婦でくつろぐ時間を作りましょう。

多少のイラッ!は我慢

子供がぐずっても「ママ~泣いてるよ」と言うだけで何もしてくれない、仕事で疲れてるのにご近所の奥さんについてのグチを聞かされるなど、うんざりする場面があっても多少の我慢は必要。

夫婦だからって何でも優しく受け止められるわけではありませんし、我慢にも限界がありますから、たまには小さな喧嘩をして話し合いの場を設けたりと、何らかの方法でストレスを発散させましょう

イライラが限界になる前に考え方を変える、求めすぎないなどの対処法もありますが、できれば話し合いで根本的な原因を解消してくださいね。

時には家庭を離れくつろぐ時間も必要

休日は夫婦・子供と一緒に過ごすものだ。子供を置いて遊びに出かけるなんて親失格!

世間的には夫や妻・子供を置いて遊びに出かけるのを非難したり、罪悪感を感じることもありますが、夫婦円満な家庭を築く為にもたまには羽を伸ばし、ストレスを解消させないといけません

例えばですが、夫が休みの日に子供の面倒を見ている間、妻は美容室や友達とのランチを楽しむなど、時には仕事や家族以外の人と触れ合う機会が必要です。

息抜きなら家族で遊びに行けばいいと思う人もいるでしょうが、家族と出かければ子供にも目を配る必要があったりと、本当の意味ではリラックスできません。

たまには自由に羽を伸ばせる、自分だけの時間も必要なんです。

スキンシップを忘れない

夫婦関係が長くなると忙しさにかまけ、ちょっとしたスキンシップがおろそかになり、心の距離も遠ざかります。

新婚当初はわけもなく見つめたり、抱きついたり肩を触る・頭をなでることもあったでしょうが、子供が生まれ子育てをしていくなかで自然とスキンシップは失われ、触れるのはセックスの時だけになってしまいます。

パートナーとのセックスは最大級のスキンシップですが、軽く触れあうだけのスキンシップは身体の負担にならない上、体温や雰囲気で心に直接気持ちを伝えられます

疲れているようならマッサージをしてあげたり、いきなり手を握る、ひざまくらをしてもらうような方法でも簡単にスキンシップが取れますよ。

夫婦喧嘩の理由

03

態度や言葉づかいにムカッ

仕事で疲れ果て帰宅した後、服やカバンを投げつけるように乱暴に置いたり、妻が質問しても無視したり「ん~」「あぁ・・・」のようなな生返事で答えるような態度を取れば、夫婦喧嘩が勃発します。

夫婦だからこそイライラをぶつけやすいこともありますが、何でイライラしているのかを話してもくれず、乱暴な態度を取られたのではたまったもんじゃありません。

乱暴な態度や言葉づかいをされれば感情的になり、お互いをののしり合うような喧嘩に発展しやすく、しなくていい喧嘩にまで発展します

普段からこの手の喧嘩を繰り返している夫婦は、相手の大声でますます感情的にヒートアップ。

職場や友達には絶対に見せないワガママで残酷・冷たい一面を見せても平気でいられるのは「家族だから」という甘えがあるからです。

家族なら感情をぶつけてもかなわない、むしろ夫婦なのに何で分かってくれない?

そう感じているようなら、感情がぶつかり合う分喧嘩が収まるはずもありません。

夫婦喧嘩がよりひどくなるのは、怒鳴り声によりイラついてしまうせいですから、自分がイライラしている・相手がイラついているようなら、まずは自分の方から冷静になるよう努めてください

自分が不快にさせるような態度を取っていたならすぐに謝罪、相手の態度や言葉からイライラを感じ取ったなら、

「怒りをぶつけられると悲しい」「理解してあげられなくてつらい」

そんな風に伝えれば相手の自分の態度に気付くでしょうから、態度を改めてくれるでしょう。

生活態度が気に入らない

パジャマやくつ下も脱ぎっぱなしでその辺に放置、スマホをいじりながら食事をした上、食器も片づけないなど、家事に協力する姿勢を見せない夫は、妻にとって頭の痛い存在です。

専業主婦の妻でも腹が立つ状況ですから、夫婦共働きや手のかかる子育て中の妻なら、自分の事くらいは自分でやって欲しいと思うのは、当然の事ですよね?

ところがダメな夫の中には、妻を自分の母親のように無意識に考えていたりと、とにかく甘え頼り切りになってしまう人もいます。

子供がいる家庭なら、率先して親としての示しを見せて欲しい所ですが、内面や精神面が子供な男性は、家庭内では子供に戻ってしまいます。

新婚当初に甘やかしすぎたのも原因ですが、散らかっていても特に気にならないと感じているこその行動な場合には、片づけないと起こるデメリットを理解してもらう必要があります。

男性ばかりでなく女性である妻も同様で、ママ友とのランチに何千円も使い、衝動的に買い物をする、夫婦で決めた生活ルールを守らないなど、夫側も不満を抱えている場合が往々にしてあり、一方的に避難すると逆に言い負かされてしまう危険性もあります

義実家関係のトラブル

夫婦同士は好き合って結婚しているものの、お互いの両親・兄弟(姉妹)は結婚後のお付き合いになる訳ですから、どうしても気が合わない部分が出てきます。

嫁・姑問題はどこの家庭でも少なからず確執があるでしょうし、夫や妻の兄弟にカチンときたりと、身内の問題が原因でケンカになる夫婦は案外多いものです。

突然子供を預けられた、お金を貸してと言われた、上から目線で命令されたなど、言い出せばきりがないほどの身内トラブルが出てくるのが、結婚生活の難しい所でもあります

良好な関係を続けてきたと感じていても、義両親が他界した後の遺産相続争いで裁判にまで発展したりと、血縁同士の争いから夫婦喧嘩に発展するパターンもあり、関係をシャットアウトしにくいだけに非常に難しい問題です。

給与などの金銭問題

夫婦喧嘩になりやすい問題として、絶対に見逃せないのが「金銭問題」

結婚前から金銭感覚の違いは何となく理解していても、結婚すれば自覚も出てギャンブルや趣味の浪費も無くなるだろうと思っても、結婚後変わってくれる夫はほんの一握りです。

夫婦共働きの場合でも、日々の生活費や保険・ローン返済・今後かかる子供の教育費・老後の資金など、今後生活していくにはお金の面でも、人生設計をしっかり立てておく必要があります。

ところが世の中の情勢的に考えても、今後今の会社にずっと努められるか分からない不安や、定年退職後の第二の人生プランなど、金銭名の不安は尽きません。

趣味がストレス解消になるとはいえ、ギャンブルで負け続け小遣いを使い果たしたり、趣味の車につぎ込んでしまう、欲しい服やブランド品が我慢できないような金銭感覚では、夫婦喧嘩になるのも当然の事。

結婚すれば夫婦が稼いだお金は「共有財産」なのですから、将来の為にも大切につかえるよう話し合う姿勢を見せ、歩み寄らないと何度でも喧嘩を繰り返します

子育て方針&しつけなどの考え方の違い

子供の教育方針が違うのも、夫婦喧嘩になる原因のひとつ。

子供が将来苦労しないように、手堅い公務員になって欲しい!と願う妻に対し、自分の好きな夢に向かってのびのびと育って欲しいなど、子供の将来に関する子育て方針の違いから喧嘩に発展するのは、子供を愛している証ですよね?

どちらも子供の為を思っての意見の食い違いですが、ここで忘れてはいけないのが、子供の将来は子供のもの。決して親の願いを叶える為に生まれた訳ではありません。

親が何を言っても決めるのは子供自身ですから、親は子供が道を外れ迷わないよう、陰ながらサポートする事しかできないのです。

一方しつけは幼少期の頃からしっかりしておかないと、将来子供が笑われてしまう原因になりかねないので、しっかり対処していく必要がある重要な問題です。

子供に自主性が芽生えるまでは、親の意見や指導は必要ですから、夫婦で話し合い決めていくしかない問題ですから、真剣に子供の将来について話し合っていきましょう

嫉妬心からついカッとなる

焼きもち程度なら愛されてるなと感じられますが、強すぎる嫉妬心は、夫婦関係に大きな溝を作り出す原因にしかなりません。

バレンタインデーにちょっと高級なチョコをもらっただけで「この子と浮気しているの?」と怒るような、強すぎる嫉妬心を見せられても、うんざりするばかりで愛情を感じる事はありません。

嫉妬心から色々な決まり事を作ってみても、嫉妬心があると何をしても信用できませんし、否定されればより怪しいと感じるようになったりと、悪循環を生みやすい感情です。

・自分が相手より劣っていると感じた

・自己評価が低く常に不安を感じている

・独占欲が強く自己中心的

・寂しがり屋

など、嫉妬心は自分と他人を比較しやすい人に湧きやすい感情ですし、それだけ夫や妻を愛している証なのでしょうが、嫉妬で凝り固まると周囲が見えなくなり、夫婦の絆や子供まで巻き込んでしまいかねません。

女性関係の嫉妬もですが、帰宅後や休日に子供と遊ぶだけの夫に嫉妬するパターンもあったりと、父親と子供の関係にまで嫉妬するようになれば、夫婦関係だけでなく家族関係まで険悪になってしまいます。

よほど深刻な浮気の証拠をつかんでしまったなら別ですが、的外れな嫉妬心で夫を問い詰めてしまうと、喧嘩に発展するのも当然ですよね?

嫉妬は自然な感情ではありますが、強い嫉妬を抱くのは今の生活に不満があるせいでもあります。

家族に尽くすばかりで自分がないがしろにされていると感じれば、強いストレスになり嫉妬心はより大きくなるばかりですから、まずは自分を幸せにしないといけません。

家事や育児ばかりの生活なら、心にゆとりが持てるよう夫と話し合い、たまにはひとりに慣れる時間を作ってもらう、たまにはふたりっきりでデートしましょう。

真面目な人はつい目の前の事柄に熱心になりすぎる傾向にあるので、強い嫉妬心を抱く前に、自分の心を静め解放する方法を見つけてくださいね

おわりに

夫婦円満な家庭を作るには、夫婦同士がお互いを思いやり、感謝の気持ちを持つ必要があります。

心に余裕がないと周囲に目が行き届かなくなり、目の前にある事にしか見えません

夫や家族との生活は時としてストレスになりますが、大切な今の生活を守るには夫婦喧嘩をしてもすぐに仲直りするようにし、なぜ喧嘩したのか反省・改善策を見つけましょう。

夫婦関係を円満に保つ方法は夫婦それぞれ違いますから、今夫が今どんなことを考えているのか、どんな風に対応するのがベストなのかをよく考え行動してくださいね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です