処女で結婚するのが理想?それとも男性にとって重い?処女の意味、メリットやデメリットは?
周囲の友達・知人が続々と処女から卒業していくなか、このままずっと処女を守り続けた方がいいのか、悩んでいる女性も多いかと思います
10~20代前半なら喜んで受け入れられても、30前後で処女の場合最近では「高齢処女」と呼ばれたりと、処女に対するネガティブで後ろめたいイメージが付きまといます。
年齢を重ねるごとに自分が「処女」である重さがひしひしと身に染みますし、さらに悩みは深くなればますます処女が捨てにくくなるもの。
早く捨ててしまった方がいいの?それとも守り続け、運命の相手が現れるまで守った方がいいのか、男性にとって処女は重いのか、周囲に聞けないだけに、悩みは大きくふくれ上がります。
今回は、処女であることはメリット・デメリットなのか、いい記事を見つけたのでご紹介します。
処女の意味
世間一般的には「処女」は男性と性交渉した経験がない事を指しますが、実は医学的には処女はできないものなんです。
よく言われる「処女膜」は薄い膜状のものが膣(ちつ)入口周辺にある収縮する膜の事。
非常に薄い為、激しいスポーツなどの日常生活の中で失われることもあるほど、デリケートな膜です。
よく初めてのエッチで出血すると「処女喪失」の証とされがちですが、男性側の扱いひとつで処女でも出血しないパターンも多く見受けられます。
しかも処女膜には血流が流れていないので、多少出血があってても気付けません。
処女が性行為で出血するのは、まだ濡れていない膣内に性器が挿入され粘膜が傷付き、出血しているだけに過ぎないのです。
処女で結婚するのは理想的なの?
敬虔(けいけん)なクリスチャンや教徒の中には、結婚するまで性行為をしないと誓い合うカップルもいますが、宗教上の理由もなく処女でい続けるのは、焦りや不安をさらに強くします。
自分が処女でいるのが不安なのは、好きになった男性に「処女かよ、なんか重い」と思われたくないからです。
10代なら処女なのも納得いきますが、20代後半で処女ではモテなかった証だと思われる・・・
他にも、
・今まで守り通したから
・自分にふさわしい男性が現れなかった
・セックスが怖い、罪悪感がある
・生真面目過ぎて男性との関係を築けない
・親に依存しすぎて男性との接触がなかった
・恋愛に関して消極的
などの理由から、今まで処女を卒業できなかった人は、世間で言う所の「高齢処女」になりがちです。
しかもいざ好きな人に処女をささげようとしたら、この年齢で処女では責任を取るために結婚しなきゃいけないのでは?そんな不安を感じさせると思ったら、余計に卒業しにくいもの。
女性は宗教上の理由や、好きな人に捧げたい、自分の処女性を最大限に利用したいとでも思わない限り、処女で居続けようとする理由もありません。
大抵の女性は好きな人にこそ処女をささげたいのですから、好きになった証として処女を捨てたいと思うものです。
むしろ処女を執拗に求めるのは男性側の方で、
・他の男と性交渉を持った女に嫌悪感がある
・自分の遺伝子を確実に残すために、清廉潔白な女性を選びたい
・性的な劣等感が強く、他の男と比べられたくないから
・「処女=純粋」なイメージがある
など、さまざまな原因から処女である女性を求める人もいますが、処女に執拗にこだわる人の中には、セックス経験のある女は淫乱(いんらん)で汚い!そう思い込んでいる困った「処女厨(しょじょちゅう)」と呼ばれる男性もいます。
貞操観念としての処女性は必要ですが、処女にばかりこだわりすぎて本当に大切な恋愛を失う可能性がありますし、いろいろな人と恋愛を重ねていくうちに自信がつけば、処女・非処女にもこだわらなくなります。
本当に心から好きになった人に抱かれたい・抱きたいと思うのはごく自然な感情ですから、結婚する時処女・非処女でも、お互い納得済みなら特に問題ありません。
大抵の場合、付き合っているうちに求められエッチするものですが、処女のまま出会い、彼氏が結婚するまで性的関係を持たないでおこうと共に誓い合ったなら、それはそれでステキな関係ですよ。
処女って男性にとって重いの?
男性からしたら、好きになった彼女が処女だったらうれしい・うれしくないのかは、男性の考え方次第で決まってきます。
好きになった彼女が処女だったと知った時、素直にうれしいと感じる男性は80%、面倒だと感じる男性は20%です。
・守り続けた処女を捧げてもらったうれしさ
・身体を許してくれた優越感や愛情を感じられる
など、彼女が自分を大切にする自制心の強い女性だと、重いどころか好印象を与えてくれます。
処女が重いと感じる男性は、
・将来的に責任を取らなきゃいけないかな?と重く感じる
・男に相手にされなかったのには裏があると疑ってしまう
割と早い年齢で好きな人とエッチするのが普通になっている現代では、年齢が増すにつれ、重いと思われる可能性はどうしても高くなってしまいます。
結婚適齢期の女性が処女だったら、そこまで守り通したなら「結婚を迫られそう」と思うのもある意味理解はできます。
真剣な恋愛ではない、付き合ってるけど将来的な事までは分からない、結婚する気がない人にとって、処女を奪ってしまった責任感・面倒くささを感じ、重いと感じてしまうようです。
処女であるメリット
未経験ならではの初々しさがある
今まで男性経験がないからこそ、抱きしめてキスするだけでもドキドキしますし、恥ずかしさのあまり顔を赤らめただけでも、彼氏は喜んでくれます。
自分以外の男を知らない女性だからこそ、過去の彼女とは違う新鮮な反応を見せてくれるだけで、彼自身が初めて彼女ができた頃の気持ちに戻ったような気持ちになれます。
大抵の場合、男性と付き合えばキスやエッチもするものですが、処女は男性経験が少ないからこそ、恥じらう姿に「初々しさ」を感じてもらえます。
彼の独占欲を満たせる
過去に関係を持った男性がいないだけで、彼の「独占欲」を存分に満たせます。
誰にも触れられた経験のない女性なら「自分だけの特別な女性」だと感じ、独占欲も十分に満たせます。
過去に彼氏がいる女性でも、彼女になれば独占欲は満たせますが、処女にこだわる男性の場合処女は特別なもの。
処女に強いこだわりのある男性なら、過去に男の影がない女性の方が、独占欲や征服欲を満たせる為、彼女が処女なのかどうかは重要な問題なのです。
ハードルが高い分落としたいと感じさせられる
10代の頃ならまだしも20代後半から40代で処女な人の場合、自分の方から改めて「処女」だなんて言い出せないものですよね?
ある程度の恋愛経験がある男性の場合、女性が処女・非処女かどうか見分けた上でアタックしてくる人もいます。
処女好きな人がよくチェックしている部分では、
・ムダ毛処理が甘く、足やわき・うで・指毛などの処理のし忘れがある
・世間とはズレた服装のコーディネート
・時代遅れなメイク
・下ネタを話すと嫌悪感を示す
・男慣れしていない
など、外見が野暮ったい・男慣れしてない女性は処女な可能性が高いと男性は感じやすいようです。
20代後半以上まで処女を守り通してきた女性ですから、生真面目な性格で今まで男っ気がなく、性格や価値観が合う女性なら、少々ハードルが高い方が燃える男性も世の中にはいます。
男性からのアプローチに簡単に乗ってくれないからこそ、落としがいがある!
チャレンジ精神旺盛な男性は処女だからって引くことなくアタックしてきますよ。
経験不足同士でも安心して付き合える
少し前まで童貞だったりと、セックス経験が少ない男性も、付き合う女性には処女を求めたがる傾向があります。
処女相手なら経験不足もバレにくく、エッチに持ち込む際にもドキドキする気持ちを抑え、男らしくリードできるからこその判断です。
男性にとって性行為の上手い・下手は「男のプライド」に関わる大きな問題。
もし経験豊かな女性とエッチしたとして内心「この人下手かも」なんて思われたくない!それなら未経験の処女を彼女にしたい!
これが男としてのプライドを守りたいがために、処女を選ぶ男性の本音です。
自分のテクニックや経験不足な事実は理解しながらも、処女の方がなんの知識もなくまっさらな状態だからこそ、変な劣等感を感じさせずに済みます。
彼を一途に愛し、彼色に染まれる
処女は何もかも初めてなだけに、初体験の相手に一途になりますし、彼色に染まる事もできます。
処女は純粋で一途。そんなイメージが男性の中にはありますが、その一方で女性に対して不信感がある男性が抱えている悩みの中でも多いのが、
「この子はオレを本当に好きなのかな?」
という不安です。
特に過去の恋愛で浮気や二股の経験があった場合、裏切られた悲しみ・苦しみをもう味わいたくないからこそ、自分だけに一途な愛情を注いでくれる女性を求めてしまうのです。
特に最近まで処女だった女性は貞操観念が強いので、浮気される心配も少ないの大きなメリット。
処女はまっさらなだけに、好きな男性の望みを叶えようと頑張れるので、お互い良好な関係を作りやすいですよ。
望まない妊娠を避けられる
避妊せずにエッチをすれば「妊娠」のリスクは避けられませんが、その点処女なら、性行為をするまで妊娠の心配は全くありません。
大半のカップルの場合、避妊は男性任せな部分が大きいですし、望まない妊娠は出産・中絶どちらにしても女性を心身共に傷付けます。
望まない妊娠を避け、好きな人の子供を確実に授かりたいなら処女のままの結婚が一番安定した状況ではあります。
処女であるデメリット
この先も処女なのか不安にさいなまれる
人生真面目に生きてきたとしても「このまま処女のまま一生を終えるのかも」と思うだけで不安に襲われます。
処女である事に劣等感を抱く必要はありませんが、今まで男性との縁がなかったからこそ、今後の人生を考えると、結婚できないかもしれない不安から、悲観的になってしまいます。
周囲はあっさりと処女を捨て、恋愛・結婚している現実を目の当たりにすると劣等感を抱きやすく、こじらせてしまうとより非処女への道は遠のきます。
みずから男性にアタックできない消極的さが、処女のデメリットでもあります。
「セックス=不潔」思想から抜け出せない
セックスに関する知識はあるけれど、自分があんな事するなんて信じられない!なんて嫌悪感を抱きやすいのが、処女の大きなデメリットでもあります。
好意を感じていた男性が冗談半分で下ネタを言っただけでも「あんな不潔な人だったなんて」と勝手に幻滅し、恋愛にまで発展しないパターンは実によくあります。
セックスは恋人同士なら誰でもやっている事ですが、家庭での性教育や周囲に男性がいない環境も、セックスは不潔と思い込んでしまう原因の一端になっている事も・・・
処女には素晴らしい価値があると思い込んでしまう
処女を卒業したいと願いながらも、
「今まで出会った中で最高に素敵な人と初体験したい」
そう強く思いすぎてしまうと、どんな男性に出会っても妥協できません。
処女な自分には素晴らしい価値があるからこそ、最高の男性がふさわしい。
そんな思い込みから、自分の周辺にいる男性では私にふさわしくない、妥協したくないと思い、いつか訪れると思い込んでる王子様を待ち続けても、ステキな人はそう簡単に現れません。
貞操観念はもちろん大切ですが、処女を守り続けすぎるとこじらせたあげく処女歴を更新させてしまいます。
あまりも自分の価値を高く見積もりすぎていないか、よく考え客観的に自分を見つめ直してくださいね。
「とりあえず付き合う」ができない
好意を感じている相手から告白されても「好き」と確信できないと付き合えない人は、なかなか処女から卒業できません。
自分から好きになった人じゃないと付き合えないけど、自分からは告白できない・・・
告白されても好きじゃないとダメ、自分からは好きな人に告白できないと感じているなら、処女喪失どころか恋愛すらできませんよね?
好きかどうかも分からない相手とは付き合えない。
ある意味純粋ですが、恋愛の相性はお付き合いしてみないと分からないものです。
恋愛経験が少ないと、両想い同士が付き合っていると思い込む事がありますが、告白された後付き合うようになり、両想いになるカップルも世の中には沢山います。
情熱的な恋愛感情を最初から持ち合わせているカップルばかりじゃない事も、よく理解してくださいね。
過去の恋愛にこだわり続けてしまう
恋愛経験が少ないからこそ、数少ない恋愛経験に強いこだわりや執着を感じていると、時として処女を捨てる障害になります。
よくあるのが学生時代に好きだった人を忘れられない、初恋の相手を想い続けているなどの理由から、誰とも恋愛できないままなのは、自分の将来的にもまずい状況です。
しかも付き合ってもいない相手を想い続けていたりと、すでに過去の人のである相手を忘れられないのでは、処女なのも無理ありません。
もう取り戻せない過去の恋愛にこだわり続けるのは、処女をこじらせるデメリット。
積極的に恋愛する気持ちを前面に押し出さなければ、ずっと処女のままです。
妄想ばかりがふくらみ怖くなる
友達の初体験話を聞いたり、ネット検索で得た情報で頭の中が一杯になり、処女を失う恐怖心が芽生え、男性から迫られても何度も拒否してしまった・・・
たまにある話ですが、何度も好きな女性からエッチを拒まれると、男性はひどく傷付きます。
「好かれてなかったのかな」
「何度も断るのは身体に何か問題があるのかも」
好きな女性を抱きたいと思う気持ちは本能的な感情ですし、拒否されるたび傷付けば自然とギクシャクするようになり、ふたりの関係は終わってしまいます。
「初エッチは痛いらしい」「妊娠するかも」「スタイルが悪いし見せたくない」
不安のあまりあれこれ調べているうちに、色々な情報と妄想で頭が一杯になりやすいものですが、大切にしすぎると失うきっかけすら自分で潰してしまうもの。
誰しも未経験な事の前では不安や恐怖心を覚えますが、処女喪失は女性なら誰もが通る道です。
逃げ続けると本当に欲しい愛情すらも失ってしまいますよ。
おわりに
「お互いを好きな気持ちさえあれば、処女・非処女なんて関係ない!」
大半の男性はそう感じていますが、一部の男女の中には未だに「処女信仰」をかたくなに信じ、結婚するなら処女がいいと感じている男性もいますから、捧げたいと思える相手ができるまで大切にするのも良いかと思います。
ですがあまりにも長く守りすぎると男性の中には引いてしまう人もいるので、彼が処女か聞いてくる人だったら正直に答え、聞かれなかったら黙っておきましょう。