ハグの効果とは?ハグのタイミングや男性心理など解説
ハグの効果とは?ハグのタイミングや男性心理など解説
好きな相手とのハグ!愛情を感じたり安心感を得られたりと、ハグをすると幸せな気持ちになりますよね。ここで改めて、ハグの効果って知っていますか?何となくハグが好きだったり、日常のルーティンに組み込まれている人も多いと思います。今回は、心理カウンセラーが考えるハグの効果について載っている記事を見つけたので紹介します。ハグの仕方による男性心理や、やってはいけないNGなハグについても聞いたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
1・ハグの効果とは
ハグには、脳と体のメカニズムによって主に3つの効果があります。
幸福感が得られる
ハグをすると脳からドーパミンが出るといわれています。ドーパミンは、興奮したときや気持ちが高ぶったときに分泌され、幸福感や快感を得られるので幸せの麻薬とも呼ばれています。ハグをすることでドーパミンが出て、幸せな気持ちになるということです。
安心感が得られる
癒やしや安らぎといった安心感を得られるオキシトシンが分泌されます。オキシトシンも脳から出る伝達物質で、分泌されると呼吸が深くなったり、血圧の上昇が抑えられたりします。ヨガや瞑想(めいそう)しているときもオキシトシンが出るので、ハグをするとヨガや瞑想をしているような癒やしや安らぎを得られます。
リラックスできる
心身をリラックスさせる副交感神経が優位になります。副交感神経が高まると血管が緩んで血圧が低下し、リラックスした穏やかな状態になるので、ハグをするとそのような効果が期待できます。
2・ハグの仕方から分かる男性心理
ハグといっても、ギュッと抱き締められたり、後ろから抱き付かれたり……。いろんな仕方がありますよね。小日向さんによると、ハグはハグの強さや体の密着度によって男性の気持ちや考えが変わってくるそう。男性はどんな心理のときにどんなハグをしてくるのか、教えてもらいました。
いとおしい
「顔や頬を擦り寄せるハグ」
「長時間のハグ」
人は好きな人とは体を密着していたいと思うもの。体だけでなく顔や頬まで触れてくるようなハグなら、女性のことをいとおしいと思っているはずです。体の密着度によって愛の強さや大きさが分かります。
また、副交感神経が優位になるのには、ある程度時間がかかります。相手の鼓動を感じ、さらに自分の鼓動も伝えることで少しずつ副交感神経が優位になってくるので、長時間ハグしている場合は相手のことをいとおしいと思っているとか、穏やかな気持ちになっている状態です。
安心したい
「男性が一方的に抱き付くハグ」
「ギュッと密着するハグ」
このハグのときは不安だったり緊張してドキドキしているので、相手の安らかな鼓動を感じて安心したいということ。人には緊張しているときに一定のリズムを感じると安定してくるというメカニズムがあります。男性が女性の安らかな鼓動に引っ張られて安心したいという潜在心理があって、その安心感には彼女からの愛を確認したいといったことも含まれます。
離したくない
「強く抱き締めるハグ」
「離したくない」「もっと一緒にいたい」という心理のときは、ハグでは“強い”という動作になって表れてきます。「彼女を誰かに取られたくない」という不安とか嫉妬心があるときですね。こういうときは、強く力の入ったハグになりやすいです。
Hがしたい
「寝転がりながらのハグ」
「座った状態でのハグ」
「首に手を回すハグ」
家やホテルなどの密室で寝転がったり座ったりした状態でのハグは、その先の性的な関係を結びたいという欲望の表れです。また、男性が首に手を回してハグをしてきたときも、そのままキスにいきやすいので性的な欲求が高まっている可能性があります。
慰めたい・励ましたい
「そっと抱き付くハグ」
体の密着度は低くなるので性的欲求や恋愛要素は薄いハグです。恋人同士であってもそのときは慰めたいとか励ましたいといった優しさの心理が強い状態です。
恥ずかしい
「後ろからのバックハグ」
照れからくるハグです。照れ屋だったり、女性慣れしていない男性の場合、恥ずかしいという気持ちからバックハグになることがあります。
ドキッとさせたい
「後ろからのバックハグ」
バックハグは、ふたりの関係性や男性の性格によって意味合いが違ってきます。あえて女性からは見えない後ろからハグをすることによって、女性をドキッとさせる恋愛テクニックとして使われる場合もあります。女性慣れしていたり、女性心理に長(た)けている男性のバックハグは、女性の気を引くワザの可能性が高いです。
相手の気持ちが知りたい
「正面で見つめ合うハグ」
目を見て相手の表情を読み取りたいというのは不安の表れです。少し不安になっているときや、やましいことを考えていないか確認したいときなど、相手の心を読みたいという心理が働いています。反対に、見つめ合いながらのハグはポジティブな心理もあるので、うまくいっているカップルなら「目でも愛情を伝えたい」「目を合わせることで愛を感じたい」という心理もあります。
優位に立ちたい
「頭をなでながらのハグ」
自分の方が優位で、大人で成熟しているといった心理があります。頭や肩や背中をソフトタッチでなでるハグは、精神的に余裕があるので、相手を“いい子いい子”してあげたいという気持ちです。
3・ハグを習慣化する方法
ハグを習慣化するためには、「おはよう」や「おやすみ」のあいさつ、または「いってらっしゃい」や「おかえり」の見送りや出迎えと一緒にハグをすることです。あいさつや見送り、出迎えといった、毎日絶対にすることとハグをセットにしてしまえばルーティン化することができます。
習慣化していないハグをするには、相手との距離が近いタイミングがベストです。キッチンで料理を作っているときや、ソファに座っているときなど、距離が近いときにハグをしてみましょう。普段からしているハグと違って新鮮さや不意打ち効果があるので、ふたりの気持ちも高まりやすいでしょう。
4・気を付けたいNGなハグ
いいことだらけのハグですが、効果がなかったり不快な気持ちになったりする、やってはいけないハグもあるようです。最後に、NGなハグも聞いてみました。
ケンカの最中にする
ケンカ中にハグをして仲直りしようとするのはダメです。いとおしいという気持ちがないものに対してハグをしてもオキシトシンは出ません。むしろ不快を感じてしまいます。ケンカの後、仲直りをして、お互いが穏やかな気持ちになって「これからもよろしく」とハグをするならOKです。
信頼関係がない状態でのバックハグ
後ろからのバックハグは信頼関係がまだ築けていないときはやめた方がいいです。人は目が届かないところは怖いと感じるので、お付き合いする前や付き合いが微妙な時期に後ろから抱き付かれたら相手の存在が恐怖に変わってしまう可能性があります。リスクが高いので、きちんと信頼関係が築けてないうちはできれば避けた方がいいでしょう。
自分への気持ちがない状態でのハグ
相手の気持ちがないときにハグで気持ちを取り戻そうとしてもそれは無理でしょう。相手からの好意を取り戻そうとすがったり体を密着させたりすることがあるかもしれませんが、それに反応してくれたとしてもそれは性的に反応しているだけで心が動いているわけではありません。相手の気持ちが自分にはない、冷めているときにハグで気持ちを取り戻そうとしても気持ちは返ってこないケースが多いので、都合のいい人にされてしまう可能性があります。
5・ハグは互いに好意があるから成り立つもの!
幸福感や安心感が得られたりリラックス効果を感じたりと、ハグは心身を豊かにしてくれるということが分かりました。ハグは恋人同士でも友達関係でもお互いが愛情を持っているもの同士がするから効果を発揮するもの。NGなハグは逆効果になってしまうので気を付けたいところですね。
男性の気持ちや考えていることによってハグの仕方は変わってくるようなので、好きな男性がハグをしてきたときは、どんなハグをしてくるのかチェックしてみてください!